この付近は工場地帯だし、海辺でもあることから、知らない人が遠くから見たら、どう見たって、煙突かか灯台にしか見えないでしょう。まさか人が乗って、登って、落下する乗り物とは・・・

1998年4月に登場し、人々に驚愕を与えたブルーフォールも今年(2005年)ではや7年。しかし依然として国内最高、最速の垂直落下マシンとしての地位を保っています。
 最後部の高さ
107m
 最高到達点
100m
 自由落下距離
62m
 最大落下速度
125km/h
   
最近では「さわやか体験」とのコピーを付けています。ブルーフォールも登場して6年以上過ぎたので、確かにリピーターにとっては、慣れてきてしまって、「さわやか体験」と言える存在かもしれませんが、初めての人などは「冗談きつい!」といった感じかも。

ところで、この「BLUE FALL」のロゴは、夜にはネオンサインみたいになって大変きれいに見えるようですが、昼間は「明かりが消えた」ような状態で、まったく目立ちません。もうちょっと昼間も存在感を感じるようなロゴにして欲しかったです。あまりに地味。

   
↓↓しばらく前には「驚異!!107mからの未体験落下」と書いてありました。
2002年夏

   

ちなみにこの横断幕、一番最初、オープンした頃は
「世界最高107mからの未体験落下」でした。

  
    
  
搬器は4人乗り×6台。構造などはタワーハッカーとまったく同じです。(ただしタワーハッカーは現在「間引き」された状態で3台編成ですが)

シートなどにもちょっと「歳(とし)」を感じる今日このごろです。

  
  
シート、ハーネス、共に、かなりしっかりしており、スペースショット・ターボドロップ類のシートよりは安心感がある感じです。ハーネスに取り付けられた「手すり」も、不安の軽減に多少の役には立ちます。ただし落下時は手を離した方が気持ちよいです。私は経験ないけれど、靴脱ぎ(素足)可。

  
  
さあ、出発!

(2004年秋の行楽日和の日曜の昼過ぎ頃でも、待ち時間なく、搬器もフル稼働することはありませんでした。)

  
  
徐々に上昇します

  
  
どんどん登ります。頂上までの所要時間は約40秒とのこと。

  
  
最高点です。到着すると、控えめなカウントダウンがあって、即、ドロップとなります。インタミン社のタワー型は皆そうですが、「粛々(しゅくしゅく)と」と事が運びます。もうちょっと「盛り上げ」があってもいいような気もします。でも、この静寂の中にすべてが進行する、といった緊張感がいいのかもしれません。

    

落下のパターンとして

(1)ストレート:最高点から一気に62m自由落下の後、ブレーキング。

(2)フェイント・ドロップ:最高点からまず8mだけ落下して一時停止、そこから再スタートして54mの自由落下の後、ブレーキング。

以上の2種類があります。

  
FALL!

  

   
  
このあたりはもうブレーキングゾーン

  
  
最後はゆっくり静かに「帰還」となります。

   

   
最高点からの眺め
これが高さ100mの展望だ!

「生身の体」でシートにちょこんと座った状態でこの高さに身を置く、という体験は他では味わえないすごいものです。何しろ100m級の超大型観覧車か、展望タワークラスの高さですから。

高所恐怖症の人には耐え難いかもしれません(笑)。そういう私も決して「高いところ好き」というわけではないので、いつも「手に汗握る」といった感じでドキドキしてしまいます。でも、そのドキドキ、ハラハラ感がたまらないのです。

これ↓は西向きの展望で、金沢八景大橋と、その向こうに「海の公園」が望めます

  
  
北側の展望

この北側の海辺の一帯が金沢の埋め立て地。右端に見える茶色っぽい建物の一帯が横浜市立大学医学部と付属病院です。

  
  
さて、真下を見ると・・・

おォ〜〜さすがに100mは高いっ!!

「人が米粒みたい・・・」という表現そのままです

  
  
↓↓ただ今落下中!

一生懸命、落下中に撮影しているんですが、何のことはない、上昇中の写真と言われても区別がつきませんね。

  
  
落ち始めはフリーフォール的で激しい動きはなくスムーズです。そして瞬時に加速して、時速125kmといわれる最高速度は、体感的には実際かなりのスピードを感じます。ただし周囲、近くに高い建物がないので、視覚的なスピード感は、それほどでもありません。

国内で一般的な50m級のタワー型(特にターボドロップ系)では、「ストン、と落ち始めて加速感を感じたと思ったら、もう次の瞬間すぐにブレーキがかかる」という感じですが、ブルーフォールは違います。さすがにこれだけの高さがあると、「落ちてるぅ〜〜・・・・・」といった感じで、「まとまった降下時間」というものをしっかり感じ取ることができます。自由落下時間は4秒間とのこと。

「怖いですか?」、って聞かれれば・・・
そりゃ、怖いですよ、何しろすごく高いから。

落下スタートの最初の一瞬だけ「内蔵浮揚感」みたいなものを感じますが、その後ほとんどの落下時間内は「胸の空(す)くような爽快感」を感じることができると思います。だから、「怖い、怖くない」に関しては、どちらかといえば、「落ち始めるまでが怖い」、といったイメージで捉えてもらったほうがいいかと思います。

最後に制動が始まると、搬器が激しく振動して、圧力、迫力みたいなものを感じますが、ストレスを伴うほどのものではありません。ただし、これは初めてだと、ちょっとびっくりするかな?。

とにかく、圧倒的な高さと、そこから見渡す八景島の海の自然環境が素晴らしい。そして他では味わえない100mからの急降下。ひじょ〜に「きもちいい〜〜」です。ローラーコースターと比べると、時間は短いですが、確固たる「一級品」の味わいがあります。お勧めです。

    

ただし、あの10mほど(実際には8mらしい)落ちて一旦停止して、そこからまた落ちるという二重アクション(フェイント・ドロップ)は、いただけないなー。

他では経験できない100mからの落下を楽しみにして乗りに来るわけですから、姑息的なことをやって、(たとえ少しでも)そのスケールを小さくしてしまったとしたら、「詐欺」みたいなものです。

たとえばコースターでも、せっかく、「さあファーストドロップだ」、と、思ったら、ちょっと下ったらそこで一旦停止、とか、ドドンパで、スタート!・・・と思ったらすぐ加速を止めて、「フェイントでーす」なんて言われたら、やりきれない、というか怒れてしまいますよね。

遠くからはるばるやって来て、せっかく楽しみにしていたのに、フェイントしか載せてもらえなかったら、本当に悲しくなってしまうでしょう。(人によっては時間の都合などで1回、2回しか乗れない、といったケースもあり得るでしょうから)

営業開始当初なら話題作りの意味もあったでしょうが、「フェイントもあり得る」ということは、今やもう、それほど魅力や楽しみを増すことではないように思われます。別にやめろ、とは言いませんが、少なくとも、ストレートかフェイントか、希望によって選択できるようにしたほうがいいのでは。(その結果、もしフェイントの希望者が少ないのなら止めてしまえばいいし)

どの搬器がフェイント・ドロップなのか大体決まっているようなので(私も詳細には把握していませんが)、フェイント・ドロップを避けたいなら、もしそれと思(おぼ)しき搬器に当てられてしまったら、「さっきもこれだったよ〜」とか言って、別の搬器にしてもらうといいでしょう(先日、その手は(特に問題なく)可でした。そんなところが自衛手段かな。

日本一の、そして実際、最高の垂直落下マシンなのに、ここ八景島にあっては人気薄のアトラクションとなっています。基本的な客層のニーズと合っていないというのが明らか。そういった立場はピレネー(パルケエスパーニャ)と似ていますね。富士急にあったら今でも優に2時間待ちくらいになるのでは。何だかとても「もったいない」気がします。

  
  
  
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